こんにちはnaonaoです!
今回は界壁15㎜二層貼りを施工しましたので施工方法を見て行きたいと思います通常の間仕切り壁とは異なり、床下のスラブから天井上のスラブまで立てた壁になります
耐火、防音性に優れていて、天井上まで壁が貼り上げるので壁の強度も段違いです😊
界壁 15㎜二層 ・使用材 ・工具
界壁 (カイへキ)とは床下スラブから天井上のスラブもしくは屋根裏まで延びた耐火壁になります、隣の部屋に家事などで火が回らないようにする為の壁になります。
隅々まで耐火処理して行きますので防音効果もあります
材料
・15㎜石膏ボード
・ロックフェルト
・ユータイト (シーリング材)
・ジプタイト (シーリング材)
・25㎜ ビス
・25㎜ タッカーピン
・白ボンド
工具
・スクリュードライバー
・インパクトドライバー
・ドリルドライバー
・防塵丸ノコ
・カッターナイフ
・ボード用ノコギリ
・自在キリ
・定規
・スケール
・ボードヤスリ
・面取りカンナ
・コーキングガン
・コンプレッサー
・425 エアータッカー or 充電式タッカー
・タッカーホース
15㎜石膏ボード貼り 「捨て貼り」一層目
石膏ボードを貼る前にロックフェルトを壁接地面にぐるりと貼り付けて行きます
一層目になる石膏ボードは横向きにして横貼りをします、二層目と目地が合わないようにする為です
縦横の目地が合わないように横貼りも455㎜カットもしくは303㎜などにカットして貼って行きます
15㎜の石膏ボードとなりますとカッターナイフで切れるのですがヤスリがけが大変になるので防塵丸ノコでカットすることをオススメします!作業性アップです!
私の会社は13年程前まではカッターナイフで手切りしていました😱
この状態からどんどんボードを積み上げて貼ります
一層目は捨て貼りなのであまり神経質にならないようにビス留めしましょう😆
天井上になりますと配線、配管など出てきますので寸法をとり穴あけ加工をします
穴あけ加工は自在キリを使うと色々な大きさに対応できますので便利ですね、ホールソーを使う方もいますね
捨て貼りなので丸穴も少し大きめで大丈夫です、ボードも小刻みにカットしてビス留めします
捨て貼りが完了したらユータイトを使い、壁接地面にコーキング処理して一層目施工終了になります! お疲れ様です☺️
15㎜石膏ボード 二層目
二層目の15㎜石膏ボードは縦貼りし、一層目の捨て貼りの目地が合わないようにズラして石膏ボードに白ボンドをぬりタッカーピンで留めます
今回は壁の仕上げがクロス貼りなのでパテを盛る為にボード用面取りカンナで面をとります、この作業をしないと石膏ボードの目違いわずかな段差ができるので綺麗に面取りしてください!
白ボンドは満遍なくぬります石膏ボードが剥がれ浮いてくる原因になりますので注意して下さい
タッカーピンは425Jを使用します。4㎜幅の長さ25㎜のピンになります、ステープルとも言いますね
使用する機種によっては、幅 長さが合わないステープルがありますので間違えないようにしましょう!
充電式タッカーでもきちんと15㎜石膏ボードしっかり打ち込み出来ましたコンプレッサーが要らないのは助かりますDIYならこの一台で充分ですね😍
J425ステープルとMA425ステープルでは通常タッカーではJピンが入りますがMAピンではデカタッカーといい特殊なタッカーになりますので注意して下さい。21㎜の石膏ボードやスーパーハード石膏ボード等に使用します
ピンのピッチは細かく打ってあげましょう、剥がれや浮の原因になります
一層目と同じく丸穴加工です二層目はある程度正確に寸法を取りましょう取りましょう自在キリの出番ですね! スターMの自在キリお世話になっております合板や化粧板アイカセラールも穴あけ加工できます この二つで25πから200πまで対応します オススメ😆
穴あけしましたらダクトや配線・配管をくぐらせる為に石膏ボードを分割して貼ります
天井裏になる所は面取りは不要です
天井裏で見えなくなってしまいますが耐火壁なのでしっかり貼り上げましょう
ダクトや配線・配管処理は耐火パテでの穴埋め処理になります。電気屋さん設備屋さんが施工します
最後に壁接地面の床、スラブ面にジプタイトをコーキングガン使いシールします
硬化すると石膏のように固まります
以上で界壁施工完了になります!
お疲れ様でした😌
まとめ
今回は界壁の施工方法を紹介しました!普段は中々見られない場所ですね😊
界壁は火がまわらないよう耐火に優れています、人の命に関わる大事な壁になりますので天井裏で見えなくなってしまいますが、きちんとした施工をしましょう!
高所作業になります保護具、安全帯を使用し足下や周囲を確認して作業しましょう。
ご安全に!